TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

参政党の驚異的躍進の原動力はWEB マーケティング力

参院選の事前予想では参政党の常軌を逸した躍進が伝えられているが、それは一過性のブームではなく、日本の政治システムそのものの変質を示しているのではないか。SNS時代の政治参加のあり方、無党派層の政治デビューの形、そして「日本人ファースト」にみられる排外主義の新しい表現方法など、すべてが従来の政治常識を覆している。
それを象徴しているのがwebマーケティング力の差だ。参政党が無党派層をごっそり取り込めるのはマーケティングの秀逸さだ。
AIエージェントのGensparkに各政党のホームページを無党派層への訴求力でランキングさせると予想通りの、いや予想以上のアウトプットがあった。

主要政党HPのWEBマーケティング力のランキング
1位:参政党(98点)
* 子どもの笑顔メインビジュアルで感情直撃
* 政治色を薄めた親近感デザイン
* **「この選挙で日本を変える!」**の煽動的メッセージ
* オーガニック・ナチュラル感の視覚演出
2位:国民民主党(92点)
* **「手取りを増やす夏。」**の具体的訴求
* 玉木代表の親しみやすい笑顔
* 黄色基調で明るい希望感演出
3位:れいわ新選組(87点)
* ピンク基調で完全差別化
* **「れいわ、以外ある?」**の挑発的メッセージ
* 反体制感の視覚化が秀逸
4位:日本維新の会(79点)
* 改革イメージは表現できているが保守的デザイン
5位:立憲民主党(74点)
* 古臭いデザインで若年層離れ深刻
6位:自民党(65点)
* 完全に上から目線のユーザーインターフェイス設計で無党派層への配慮皆無

ランキング通りの選挙結果になるのか?こんな情報を頭におくと開票速報がさらに興味深いものになるだろう。