TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論

『冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論』(KADOKAWA )を出版します。
政治家を対象に本を書くのは難儀でした。いくら取材しても何が真実なのか、なかなか見えてこない。百鬼夜行の世界です。
菅総理と私の出会いは2009年、自民党が野党に転落した直後でした。それから13年、総理になるまで政治家「菅義偉」をさまざまな場面で見てきましたが、今回は初めて菅さんを客観的な取材対象として見てきました。30年ぶりに誕生した非世襲の総理の人間像に迫りました。
(配本日は12月9日、予約は下記
Amazonリンクで可能)

版元のKADOKAWA の紹介文です。

本書は、「総理の知恵袋」と称され、菅義偉総理の実像を知り尽くした経済ジャーリストの財部誠一氏による緊急書き下ろしです。

約30年ぶりの二世議員ではない「平民宰相」となった菅総理の生い立ちから、政治家としての原点である雄勝町と横浜への想い、「ふるさと納税導入」時の裏側、下野した野党時代の緻密な計算、7年8カ月の官房長官の道程、安倍前総理との約束、語られざる国家観と政治思想、第99代内閣総理大臣就任の舞台裏など、著者でしか描くことができない秘話を明らかにします。

同時に政・官・民への濃密な取材はもちろん、小此木八郎国家公安委員会委員長をはじめとする関係者へのインタビューも収録。冷徹なリアリストとみられる一方で、義理深く人情深い菅総理の人物像を読み解いていきます。
「この男は日本の何を壊し、何を護ろうとしているのか?」
人間・菅義偉の実像と、菅政治のゆくえを、炙り出す渾身の一冊です。