TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

「桜を見る会」狂想の国会と報道

今度は「桜を見る会」です。森友・加計問題で国会をあれほど空転させながら、安倍政権を倒せなかったばかりか、かえって政権の支持基盤を固めてしまった失敗にも野党は懲りません。菅原一秀経産大臣、河井克之法務大臣の辞任を受け、安倍総理の「任命責任」を追及しようとしたものの、天皇即位の諸行事もあったことから盛り上がりを欠いた。そんなところに降ってわいたのが安倍総理の「桜を見る会」スキャンダル。しかし地元支持者を優先的に招くことなど違法でもなんでもありません。またその前夜の立食パーティーが利益供与にあたるのではないか等々、ケチをつけていますが、

こうした野党の姿をみていると、辟易とさせられます。

日本全国が台風19号で甚大な水害をうけ、その復興や今後の治水対策をどうするのかを真剣に議論しなければならない時にスキャンダルでヒートアップする野党。愚かの極みです。

もっとも歴史的に見ても、弱小野党の戦い方は「政策」ではなく「スキャンダル」しかなかったというのが現実です。なぜならマスコミが注目するのは「スキャンダル」だけだからです。