TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

日産 西川廣人社長 何のためのクーデターだったのか

『文藝春秋』(7月号)にカルロス・ゴーンとともに逮捕されたグレッグ・ケリー 前日産代表取締役のインタビュー記事「西川廣人さんに日産社長の資格はな い」が掲載されている。
記事全体の大きな見出しは3本。
🔴疑惑の核心「秘密の雇用契約」には西川社長がサインした
🔴「不動産購入」を要求したのは、ゴーンだけではない
🔴西川社長が手にした強欲すぎる「株価連動型報酬」
ケリー氏はカルロス・ゴーン退職後の報酬については西川社長自身がサインをしてい るという事実を克明に語り、その強欲ぶりを見ればゴーンを非難する資格など西川社長にはないと話している。
西川社長は司法取引によって検察の訴追は免れますが、株主は黙っていないだろう。
文藝春秋にはいったんは白紙になったルノーとFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の提携話再燃にふれ、日産がその餌食になる可能性に触れた記事も掲載されている。
最悪 なことは日産の業績が悪化の一途をたどっていることだ。いったい何のためのクーデターだったのだろうか。日産は滅茶苦茶だ。