TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

日本の勝ち筋は“AI✖️モノ作り”

日本が誇る精密部品、電子部品、半導体、材料科学、産業機械、ロボットなどの領域では長年にわたり「すり合わせ」の技術を軸に世界に冠たる競争力を築いてきました。これらの高付加価値のモノ作り日本経済の中核であり、ここにAIが融合することで日本は再び「モノ作り大国」に返り咲けるのです。
低付加価値製品を大量生産しても勝ち目はありませんが、半導体のような高付加価値製品となると話が変わります。より微細な製造が求められ、作る難易度が飛躍的に高まると、熟練技術とAI解析の組み合わせが不可欠となってきます。最先端のものづくりにAIの知性を吹き込むことで日本にも勝ち筋が見えてくるのです。
NVIDIAはAIのプラットフォーマーではありません。純粋な製造業です。GPUというハードウェアの卓越した製造力を基盤にAI時代の世界の頂点に立ったのです。
日本もまたAIとものづくりを掛け合わせることで新たな産業地図を描くことができるはずです。その中核を担うのが、AIを「つなぐ存在」として産業界に寄与するLaboro.AIである。CEOの椎橋さんが目指すのは、現場とAI、熟練とデータ、発想と実装を橋渡しする新たな日本型イノベーションの創出です。AIが人間の創造力と技術の高さを融合させれば、日本のものづくり再び世界をリードする高みに押し上げるためにLaboro.AIは奮闘中です。AIの3次元利用、物理学が働く世界で役立つAIの姿を知って欲しい!
対談動画(前・後編)アップしました。

前編 https://youtu.be/QafhEbrY-rY

後編 https://youtu.be/8NS2rkY1oi8