TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

3回に1回は本気、これが三島由紀夫の連載のコツ

三島由紀夫が週刊誌の連載を続ける秘訣を書いていた。
「本気で書くのは3回に1回で良い」というのである。3回に2回では身が持たない。さりとて4回に1回では読者に見捨てられる。3回に1回が長く続けていくコツだと三島由紀夫が考えていた。
それを私は密かに実践し、連載を始めて27年になる。媒体は週刊誌ではなく、私が発行している週刊のプライベートレポートだが、とにもかくにも続けてきた。読者の中にはFAX会員、郵送会員が含まれる。なぜならインターネットもメールもない時代から私推しの有難い方々がいるのだ。先日、中断していたレポート会員の皆さんとの勉強会・懇親会を目黒雅叙園で9年ぶりに開催した。うち以外のイベントは全て結婚披露宴!
めでたさ満載の中で旧交を温める1日となった。

3回に1回は本気、これが三島由紀夫の連載のコツ