TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

日本生命が「セールスレディ」にこだわるワケ

万が一の人生の有事に備えて備えて加入するのが生命保険だが、万が一とはどんなシチュエーションなのかは人それぞれ違う。生命保険など不要だと考える人もいる。必要性を感じても手続きは全てネットですませたい人もいる。
こうした多様な時代になっても日本生命はセールスレディにこだわる。
昭和なら生命保険といえば「日生のおばちゃん」に代表されるセールスレディだった。昭和のシングルマザーが子育てをしながら稼げる数少ない職業がセールスレディだったのである。
しかし今や平成も終わり令和だ。セールスレディはもはや過去のものと思っていたが、違っていた。少なくても業界最大手の日本生命では今もセールスレディが主役だという。
日生の筒井義信会長はリアルな相談相手としてセールスレディのバリューは変わらないと考えている。保険商品をいきなり売り込むのではなく、相手は何を不安に感じているのか、想像力を働かさせて寄り添える存在になることこそ令和のセールスレディには求められるという。
そこに優位性を持つのは女性だと筒井さんは一貫して考えている。その証左は10年前のインド進出に見られる。
インドは男女の格差が大きな国だ。そのインドで女性だけの営業組織を起ち上げて今に至っている。生保ビジネスの中核はセールレディだというのは日生の哲学になっているようだ。
筒井義信さんとの対談動画は下記URL。
https://www.takarabe-hrj.co.jp/keieishanowa