TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

稲盛和夫さんとツーショット!

京セラ本社で谷本秀夫社長と対談した。じつはその前に“稲盛ライブラリー”で担当者の方にご説明をうけた折、いきなり稲盛さんの等身大のパネルが目に飛び込んできた。
ここで撮らないわけにはいかぬ。広報の方に自分のスマホを手わたし、貴重なツーショットを収めた。
やはり京セラの理念の核心は「敬天愛人」だ。
谷本さんは30歳の時、鹿児島川内工場でファインセラミックの事業部長として、画期的な発明を主導した。それは稲盛さんが発明した電気トンネル炉では、セラミックを焼成するのに30時間かかっていたものを、たった3時間に短縮する技術革新だった。素材から焼成法までガラリと変えながら、より精密なファインセラミックが出来上がった。
その当時50代だった稲盛さんは社長として川内工場を訪ね、谷本さんの説明に耳を傾けたという。
「多くの方が見学にきたが、稲盛社長ほど真剣には私の話を聞いてくださった人はいなかった。私の目を射抜くような鋭い眼差しでした」
そう語る谷本さんがいまは京セラの社長だ。稲盛さんは数え切れないほどの言葉を残しているが、絶対に変えられないことは「人に関する稲盛哲学」だと谷本さんは言う。中でも一番大切にしているのは「経営理念」にもなっている言葉だという。
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」
バーパス経営が注目されるいま、あらためて稲盛哲学の価値に気付かされた一日だった。