TAKARABE
JOURNAL本質を捉える視点

霞ヶ関のイノベーター

現役のキャリア官僚がテレビ出演するのはきわめて異例だ。
吉田泰己(ひろき)さんは行政のデジタル化に官僚人生のすべてをかけている。2003年に東京大学公共政策大学院を卒業して経産省に入省。留学中にシンガポールのデジタルガバメント化を目の当たりにしたことを機に経産省のデジタル化に奔走。霞ヶ関きってのデジタル人材となり、デジタル庁発足にも貢献。
現在は経産省の情報プロジェクト室長とデジタル庁の企画官を兼任している。昨年9月にはすべての行政官にデジタル化を呼びかける単行本『行政をハックしよう』を出版した。
デジタル庁の職員数は414人だが半数の200人は民間出身者。残り半数は各省庁の官僚だ。
最近はネガティブな報道が目立つデジタル庁だが、まったくバックグラウンドの違う人間が集まってイノベーティブな組織文化を創ろうとすればフリクションがあるのは当たり前だと
吉田さんは言う。
デジタル庁の現状を
「タカラベnews&talk」で率直に語ってもらった。霞ヶ関にもイノベーターはいることを知ってほしい。
放送は5月25日(水)よる11:00