老舗企業に新風を吹き込み、明るく、ユーモアに富む経営者

黒田章裕さんは、祖父が創業した会社の４代目として 1989年に39歳の若さで社長に就され、 2015年会長へと、26年間社長を務められましたが、時の過ぎる早さを感じます。私ととほぼ同じ時期（1987年）に、社長になられ、バブル期の頂点から崩壊、アジアの通貨危機、ITバブル崩壊、サブプライムローン、リーマンショック、東日本大震災、中国尖閣島ショックなど、数々の激動の波に私ども悩まされる中、黒田さんはいつも明るく、ユーモアーに富み、創業100年を超えるコクヨから「コクヨのヨコク」や「自社の商品カタログにエコ×マーク」をつけるなど、時代の動きを捉えた素晴らしい経営をされておられます。